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メーターに点検のお知らせが出たり、前回いつオイルを替えたか思い出せなかったりすること、ありますよね。
結論から言うと、レクサスESのオイル交換は「どの世代・どのパワートレインか」で考え方が変わります。電気自動車のES350eとES500eには、そもそもエンジンオイルがありません。
この記事を読めば、自分のESに何が必要で、いくらぐらい見ておけばいいかが分かります。
あなたのESはオイル交換が必要?まずタイプを確かめましょう
レクサスESには、いま新車で買える8代目と、中古で流通している7代目があります。8代目にはハイブリッドと電気自動車の両方があるので、同じESでも整備の中身が違うんです。
『うちのESはどれだっけ』という方は、車検証の型式欄を見てみてください。頭の文字で一発で分かります。
| 車検証の型式 | モデル | 世代 | 動力 | エンジンオイル交換 |
|---|---|---|---|---|
| 6AA-AXZH21 | ES350h(FWD) | 8代目(2026年6月〜) | 2.5L直4+モーター | 必要 |
| 6AA-AXZH26 | ES350h(AWD) | 8代目 | 2.5L直4+モーター2基 | 必要 |
| ZAA-XXZM21 | ES350e(FWD) | 8代目 | モーターのみ | 不要 |
| ZAA-XXZM26 | ES500e(AWD) | 8代目 | モーターのみ | 不要 |
| AXZH10/AXZH11 | ES300h(FF) | 7代目(2018年10月〜) | 2.5L+モーター | 必要 |
型式は主要諸元表(レクサス公式・2026年6月現在)の値です。version Lなどの仕様は、末尾に(L)や(R)が付きます。
ES350eとES500eはエンジンを積んでいないので、エンジンオイルもオイルフィルターもありません。そのかわり、ブレーキ液や冷却水、タイヤ、エアコンフィルターなどの点検は続きます。

ハイブリッドのES350hと先代ES300hは、モーターがあってもエンジンはしっかり回っています。普通のガソリン車と同じく、オイル交換は欠かせません。
オイル交換の時期はいつ?距離と期間の目安
いちばん多い質問がこれですよね。正しい交換時期は、車に付いているメンテナンスノートと取扱説明書に書かれています。
トヨタ・レクサスのガソリン車やハイブリッド車でよく案内されているのは「1年または1万5,000kmのどちらか早い方」という目安です。ただし、使い方が厳しい場合はこれより短くなります。
この「厳しい使い方」は、シビアコンディションと呼ばれています。実はハイブリッド車は当てはまりやすいんです。
- 1回の走行が数km程度の近所の買い物が中心になっている
- 渋滞の多い街中で、低速の走行をくり返している
- 山道の上り下りをよく走る
- 未舗装路や雪道を走る機会が多い
- 1年の走行距離がかなり多い
ハイブリッドは走っている間もエンジンが止まったり動いたりします。近距離ばかりだと、エンジンが温まりきらないうちに止まることも。
その状態が続くと、オイルに水分や燃え残りが混ざりやすくなります。だから「距離をあまり走らないから長持ちする」とは言い切れないんです。
オイルフィルターは、オイル交換2回に1回の交換がよく勧められます。前回替えたかどうか分からない時は、整備記録簿か販売店の履歴で確かめておきましょう。
例えば、こんな会話になることもあります。
「年に5,000kmしか乗らないんですけど、2年に1回でいいですか」
「距離は少なくても、期間の目安は1年です。近場ばかりならむしろ早めがおすすめですよ」

距離が少ない方ほど、期間のほうを基準にしておくと安心です。
オイル量と種類はどこを見れば分かる?
オイルの量と粘度は、エンジンごとに決まっています。新型ES350hのA25A-FXSと、先代ES300hのエンジンが同じ量とは限りません。
『ネットに書いてあった量で入れてもいい?』と思うかもしれません。ただ、年式やグレードの取り違えが一番起きやすいところなので、取扱説明書の「サービスデータ」や「メンテナンスデータ」のページで確かめるのが確実です。
自分で量を見たい時は、ボンネットを開けてオイルレベルゲージ(油量計)を使います。
- 平らな場所に止めて、パワースイッチをオフにする
- エンジンが止まってから数分待ち、オイルが下に落ちるのを待つ
- レベルゲージを抜いて、先端を布でふく
- いったん奥まで差し込み、もう一度抜く
- 油面がゲージの上限と下限の印の間にあるかを見る
下限を下回っていたら、そのまま長く走らずに販売店や整備工場で見てもらいましょう。量が足りないだけでなく、どこかで漏れている可能性もあるからです。
ハイブリッド車はREADY表示が点いていると、エンジンが急にかかることがあります。ボンネットの中に手を入れる時は、パワースイッチを完全にオフにしてからにしましょう。
オイルの種類も、指定より硬いものや柔らかいものを入れると燃費やエンジン保護に響きます。カー用品店で替える時は、車検証を持っていって適合を確かめてもらうと間違いがありません。
オイル交換の費用はいくら?レクサスケアとの関係
費用は「どこで替えるか」と「オイルの銘柄」で変わります。だいたいの感覚は次のとおりです。
| 交換する場所 | 費用の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| レクサス販売店 | 1回あたり数千円から1万円台程度 | 保証やメンテナンス記録を一か所にまとめたい人 |
| カー用品店 | 数千円台からが多い | 自分でオイルの銘柄を選びたい人 |
| ガソリンスタンド | 数千円台からが多い | 給油ついでに済ませたい人 |
金額は時期と地域、オイルの銘柄で変わるので、あくまで目安です。正確な額は見積もりで確かめてみてください。
ここが大事なところです。新車でESを買った方には「レクサスケアメンテナンスプログラム」があり、新車購入から3年間は点検・メンテナンスが無料になります(レクサス公式)。
対象になる作業の範囲は、契約時の書面か販売店で確かめておきましょう。3年間はほぼ販売店まかせで済む方が多いはずです。
先代を中古で買った場合は、レクサスケアの対象外になっていることがあります。整備記録簿でオイル交換の間隔を見れば、前のオーナーの扱い方と、この先の出費の両方が見えてきます。
年間の維持費のなかで、オイル代は大きな割合ではありません。それより効くのは燃料代と税金です。
新型ES350hはハイオク指定で、燃料タンクは55L、WLTC燃費は25.4km/L(FWD)・24.8km/L(AWD)です(主要諸元表)。燃料代の考え方は レクサスESの実燃費とハイオク指定の注意点 で詳しく見ています。
自動車税はES350hが年43,500円、BEVが年25,000円です。全部まとめた年間の出費は レクサスESの維持費は年間いくら? で比べられます。
整備モードって何?自分で入れる必要はある?
「整備モード」という言葉は、車検や点検の明細で見かけることが多いですよね。
整備モード(メンテナンスモード)は、ハイブリッド車のエンジンを止めずに回し続けるための特別な状態です。
ハイブリッドは普段、エンジンを自動で止めたりかけたりします。でも点検では、エンジンを回し続けたい場面があるんです。
| 整備モードを使う場面 | 理由 |
|---|---|
| 車検の排気ガス検査 | 測定中にエンジンが止まると正しく測れない |
| オイル交換後の漏れ確認 | エンジンを回した状態で確かめたい |
| アイドリング状態の点検 | 回転を安定させて音や振動を見る |
入れ方は、アクセルやシフトの操作を決まった順番で行う方式が一般的です。ただし手順は車種と年式で違い、整備向けの資料に載っているものです。
整備モードのままだと、普段の走行とは違う動き方になります。ふだんの運転や洗車で入れる必要はないので、点検は販売店や整備工場に任せておきましょう。
『車検を自分で通したいんだけど』という方もいるはずです。その場合も、手順は取扱説明書か販売店で年式に合ったものを確かめてから試してみてください。
ワイパー・エアコンフィルター・ヒューズ・ジャッキアップの基本
オイル以外で、自分で手を入れたくなるのがこのあたりですよね。順番に見ていきましょう。
ワイパーの立て方とゴム交換
ワイパーはボンネットの際に隠れるように収まっている車が多く、そのまま持ち上げるとボンネットに当たることがあります。
そのため、多くの車には「ワイパーを整備位置に動かす操作」が用意されています。ESでも、取扱説明書の「ワイパーゴムの交換」や「ワイパーを立てる」の項目を見てから作業しましょう。
- 取扱説明書の手順で、ワイパーを整備位置まで動かす
- アームを片手で支えながら、ゆっくり立てる
- ブレードを外し、古いゴムを引き抜く
- 同じ長さの新しいゴムを差し込み、固定する
- ブレードを戻し、アームを静かに倒す
ワイパーのサイズ(長さ)は、運転席側と助手席側で違うのが普通です。カー用品店の適合表で年式と型式から調べるか、外したゴムの長さを測ってから買うと失敗がありません。
ワイパーアームはバネの力でガラスに押し付けられています。立てた状態で手を離すと、勢いよく戻ってフロントガラスにひびが入ることも。タオルを1枚ガラスに敷いておくと安心です。
雪の日にワイパーを立てておく時も、整備位置に動かしてからにしておきましょう。
エアコンフィルター
エアコンフィルター(クリーンエアフィルター)は、車内に入る空気のほこりや花粉を取る部品です。多くの車ではグローブボックスの奥にあり、自分で替えられる場合もあります。
交換の目安は、1年に1回程度とよく言われます。エアコンをつけた時ににおいが気になったり、風が弱く感じたりしたら替え時のサインです。
ヒューズボックス
ヒューズボックスは、エンジンルームと室内の2か所に分かれているのが一般的です。位置とヒューズの配置図は、取扱説明書の「ヒューズ」の項目に載っています。
シガーソケットやUSBが急に使えなくなった時は、ヒューズ切れの可能性もあります。替える時は、同じ容量(アンペア数)のヒューズを使ってください。
ジャッキアップポイント
ジャッキをかける場所は、車ごとに決まっています。指定外の場所にかけると、床が曲がったり部品を傷めたりします。
特に電気自動車のES350eとES500eは、床下に大きな駆動用電池を積んでいます。指定の位置は取扱説明書の「タイヤがパンクしたとき」などの項目で確かめておきましょう。
| 作業 | 自分でやりやすさ | 迷ったら |
|---|---|---|
| オイル量の確認 | やりやすい | 販売店で量と漏れを見てもらう |
| ワイパーゴム交換 | やりやすい | 適合表でサイズを確かめる |
| エアコンフィルター交換 | 比較的やりやすい | 取扱説明書の手順に沿う |
| ヒューズ交換 | 慎重に | 同じ容量を守る |
| ジャッキアップ | 慣れが必要 | タイヤ交換は店に任せる |

タイヤ交換のついでに足回りを見てもらうなら、レクサスESのタイヤサイズと交換費用 もあわせてどうぞ。警告灯が点いた時の考え方は レクサスESの故障・警告灯 にまとめています。
よくある質問
レクサスESのオイル交換は何kmごとですか?
トヨタ・レクサス車でよく案内されている目安は「1年または1万5,000kmのどちらか早い方」です。近距離走行が多いなど使い方が厳しい場合は短くなります。正しい間隔はメンテナンスノートで確かめるのが確実です。
ES350eやES500eにもオイル交換は必要ですか?
エンジンを積んでいないので、エンジンオイルの交換はありません。ただ、ブレーキ液や冷却水、タイヤ、エアコンフィルターなどの点検は必要です。
レクサスESのオイル量は何リットルですか?
エンジンと年式によって違うため、取扱説明書のサービスデータのページで確かめてください。新型ES350hと先代ES300hで同じとは限りません。
整備モードは自分で入れても大丈夫ですか?
ふだんの運転や洗車で使うものではありません。手順も年式で違うので、点検は販売店や整備工場に任せるのがおすすめです。
ワイパーをそのまま立てるとどうなりますか?
ボンネットに当たって傷が付くことがあります。取扱説明書の手順で整備位置に動かしてから立ててください。
まとめ
- オイル交換が必要なのはES350hと先代ES300h。ES350eとES500eにはエンジンオイルがない
- 交換時期の目安は1年または1万5,000kmだが、近距離中心なら早めにする
- オイル量と種類は取扱説明書で確かめる。世代違いの数値を流用しない
- 新車購入から3年間はレクサスケアで点検・メンテナンスが無料
- 整備モードは点検用。ワイパー・フィルター・ヒューズは取扱説明書の手順に沿う
オイル代より大きな出費は、車両価格と燃料代です。これから新型を検討する方は、まず レクサスESの値引き相場と限界額 で買う時の総額を押さえておくと、維持費の計算がぐっと楽になります。





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