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先代のレクサスESを中古で探していると、同じES300hなのに年式で見た目や装備が違っていて、どれが後期なのか迷いますよね。
結論から言うと、先代(7代目)の後期型は2021年8月のマイナーチェンジ以降の車です。型式のAXZH10とAXZH11は、2020年8月の一部改良あたりで切り替わったとされています。
この記事を読めば、年式と車検証から前期・中期・後期を自分で見分けられるようになります。
先代ESの前期・後期はいつで分かれる?
先代の7代目ESは、2018年10月24日に日本で発売されました。日本で初めて「レクサスES」の名前で売られたモデルです。
そこから約4年の間に、大きな変更が3回入っています。
| 時期 | 変更の内容 | 呼ばれ方 |
|---|---|---|
| 2018年10月 | 日本発売(ES300h) | 前期 |
| 2020年8月 | 一部改良(パーキングサポートブレーキ・ブラインドスポットモニター追加など) | 中期と呼ばれることも |
| 2021年8月 | マイナーチェンジ(グリル・ヘッドランプの意匠変更、タッチディスプレイ化) | 後期 |
| 2022年7月 | 一部改良・特別仕様車”Graceful Escort”設定 | 後期 |
2022年7月の内容はメディア情報(Wikipedia)によるものです。
『中期ってメーカーが言っているの?』と思う方もいるはずです。実は「中期」はメーカーの呼び名ではなく、中古車の世界で2020年8月の一部改良後を区別するために使われることがある言い方なんです。
見た目が変わる「後期」の境目は、2021年8月のマイナーチェンジです。2020年8月の一部改良は、装備の追加が中心で顔つきは前期と同じ流れになります。

新型(8代目)との違いを知りたい方は、新型レクサスESで何が変わったか で数字を並べて比べています。
AXZH10とAXZH11の違いは?型式の見方
先代ESの車検証を見ると、型式欄に「AXZH10」か「AXZH11」と書かれています。どちらもES300h、2.5LハイブリッドのFF車です。
AXZH10は2018年10月の発売時から、AXZH11は2020年8月の一部改良以降とされています。ただ、切り替わりの正確な時期はメディア情報で、公式資料では確かめられませんでした。
例えば、こんなやりとりになることもあります。
「AXZH11って書いてあったら後期ですか?」
「AXZH11は一部改良後の型式とされていますが、後期かどうかは登録年月で確かめたほうが確実ですよ」
ここが大事なところです。型式が11でも、2020年8月から2021年7月の車は顔つきが前期と同じ流れになります。
レクサスESの型式一覧
新型も含めて、ESの型式を一覧にしておきます。ウィンダム時代を含む世代全体の流れは レクサスESの歴代モデル で見られます。
| 世代 | モデル | 型式 | 駆動 |
|---|---|---|---|
| 7代目(先代) | ES300h | AXZH10 | FF |
| 7代目(先代) | ES300h | AXZH11 | FF |
| 8代目(新型) | ES350h | 6AA-AXZH21 | FWD |
| 8代目(新型) | ES350h | 6AA-AXZH26 | AWD |
| 8代目(新型) | ES350e | ZAA-XXZM21 | FWD |
| 8代目(新型) | ES500e | ZAA-XXZM26 | AWD |
新型の型式はレクサス公式の主要諸元表(2026年6月現在)の値です。新型のversion Lには末尾に(L)、Rr Comfort packageには(R)が付きます。
中古車の情報では「形式」と書かれていることもあります。車検証の項目名は「型式」なので、見る場所は同じです。
後期型(2021年8月〜)で何が変わった?
後期型で一番分かりやすいのは、フロントの顔つきです。グリルとヘッドランプの意匠が変わりました。
もう1つ、毎日の使い勝手に効くのがタッチディスプレイ化です。前期は画面に直接触れて操作する方式ではなかったので、ここは乗ってみると差を感じやすいところです。
- グリルとヘッドランプが新しい意匠
- 画面に直接触れて操作できる
- 2020年8月の一部改良で入った安全装備も引き継ぐ
- 年式が新しいぶん走行距離の少ない個体を探しやすい
- 画面の操作は手元で行う方式
- 2020年8月より前は一部の安全装備が付かない
- 年式が古いぶん走行距離が伸びた個体が多い
- そのぶん車両価格は抑えやすい
『後期の顔がいいけど、予算が足りない』という方も多いはずです。その場合は、2020年8月以降の「中期」が1つの落としどころになります。安全装備は後期と同じ流れで、顔つきは前期のままです。

2020年8月の一部改良で何が入った?
2020年8月の一部改良では、パーキングサポートブレーキやブラインドスポットモニターなどが加わりました。どちらも駐車や車線変更の時に助けてくれる装備です。
パーキングサポートブレーキは、駐車場などで障害物にぶつかりそうな時にブレーキを補助してくれるものです。ブラインドスポットモニターは、斜め後ろの車をミラーの表示で知らせてくれます。
大きいセダンを街中で使うなら、ありがたさを感じる場面は多いはずです。だから前期を選ぶ時は、後付けできない装備が付いていないことを知ったうえで決めておきましょう。
安全装備の中身は レクサスESの安全装備 で詳しく見ています。
年式から前期・中期・後期を見分ける方法
中古車の情報で「平成31年式」や「令和2年式」と書かれていると、どれに当たるのか分かりにくいですよね。和暦と西暦を並べると、すぐに分かります。
| 年式の表記 | 西暦 | 先代ESでの位置 |
|---|---|---|
| 平成30年式 | 2018年 | 前期(10月以降の登録) |
| 平成31年式 | 2019年1月〜4月 | 前期 |
| 令和元年式 | 2019年5月〜12月 | 前期 |
| 令和2年式 | 2020年 | 7月までは前期、8月以降は中期の可能性 |
| 令和3年式 | 2021年 | 7月までは中期、8月以降は後期の可能性 |
| 令和4年式以降 | 2022年〜 | 後期 |
和暦が苦手な方は「令和の年に2018を足すと西暦」と覚えておくと便利です。令和3年なら2021年、という具合ですね。
平成31年式は、元号が変わる前の2019年1月から4月に登録された車です。先代ESではすべて前期型になります。
- 車検証の「初度登録年月」を見る
- 2021年8月以降なら後期、2020年8月から2021年7月なら中期の可能性と考える
- 型式がAXZH10かAXZH11かを確かめる
- 写真でグリルとヘッドランプの形、画面の操作方式を見比べる
- 迷ったら販売店に車台番号で製造時期を調べてもらう
初度登録は「ナンバーが付いた日」です。改良直前に作られた車が、改良後の月に登録されることもあります。2020年夏と2021年夏の車は、装備と顔つきを写真でよく照らし合わせておきましょう。
特別仕様車「グレイスフルエスコート」とは
先代ESには、2022年7月の一部改良に合わせて特別仕様車”Graceful Escort”(グレイスフルエスコート)が設定されたとされています。
特別仕様車は、通常のグレードに専用の装備や内装色を組み合わせたものです。後期型の時期なので、顔つきは後期になります。
ただ、どの装備が専用だったかや当時の価格は、この記事を書いた時点で公式資料から確かめきれませんでした。
- 車検証の登録年月が2022年7月以降か
- 販売店の資料で特別仕様車であることが確かめられるか
- 専用とされる装備が実車に付いているか
- 整備記録簿と保証の引き継ぎができるか
『特別仕様車だから高く売れる?』と期待する方もいますよね。売る時の評価は、走行距離や色、装備の組み合わせで決まる部分が大きいので、特別仕様車という名前だけで判断しないのがおすすめです。
中古で選ぶならどの年式?
先代ESを中古で選ぶなら、何を優先するかで狙う年式が変わります。
| 優先したいこと | 狙う年式 | 理由 |
|---|---|---|
| 予算を抑えたい | 前期(2018年10月〜2020年7月) | 年式が古いぶん車両価格を抑えやすい |
| 安全装備を重視 | 中期以降(2020年8月〜) | 一部改良で安全装備が追加された |
| 見た目と使い勝手 | 後期(2021年8月〜) | 新しい顔つきとタッチディスプレイ |
| 走りの雰囲気 | F SPORT(年式は好みで) | 新型にはF SPORTがない |
無印・F SPORT・version Lの違い
先代ESの仕様は、無印、”F SPORT”、”version L”の3つです。年式と同じくらい、どの仕様かで車の性格が変わります。
| 仕様 | どんな人に向くか | 中古で見る時のポイント |
|---|---|---|
| 無印 | 装備はほどほどで価格を抑えたい | 走行距離と記録簿で選ぶ |
| F SPORT | スポーティな見た目と走りが好き | 新型に設定がないので、指名で探す人がいる |
| version L | 上質な内装と快適装備を重視 | デジタルアウターミラー付きかどうかを確かめる |
グレード別の当時の価格や細かい装備の差は、公式資料で確かめきれなかったのでここでは書いていません。気になる個体があれば、販売店で装備表を出してもらうのが確実です。
F SPORTやデジタルアウターミラーは、新型では選べない先代ならではの装備です。気になる方は 先代F SPORTを中古で選ぶポイント や デジタルアウターミラーの見え方と注意点 も見てみてください。
先代の寸法は全長4,975mm・全幅1,865mm(メディア掲載値)で、新型の全長5,140mm・全幅1,920mm(主要諸元表)よりひと回り小さめです。駐車場が狭い方には、ここも先代を選ぶ理由になります。
後期型や特別仕様車の在庫がどれくらいあるかは、条件を絞って見るのが早いです。
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中古の先代ESを見る時に確かめたいこと
年式が決まったら、次は1台ずつの状態です。先代ESはハイブリッド車なので、普通のガソリン車とは見るところが少し違います。
- 整備記録簿が残っていて、点検を定期的に受けているか
- 新車保証(初度登録から5年・10万km以内とされる)が残っているか
- ハイブリッドの警告灯やエラーの履歴がないか
- デジタルアウターミラー付きなら、表示に不具合がないか
- タイヤとブレーキの減り具合
ここが意外と見落としやすいところです。2021年8月以降の後期型なら、2026年の時点でまだ新車保証の5年が残っている個体もあります。
保証の残りは、初度登録年月から数えればすぐに分かります。販売店に「保証の継承はできますか」と聞いておくと安心ですよ。
ハイブリッドの電池や警告灯が気になる方は、レクサスESの故障・警告灯とハイブリッドバッテリーの寿命 も読んでおくと判断しやすくなります。
年式ごとの相場の考え方は レクサスESの中古車の選び方 にまとめています。
よくある質問
レクサスESの後期はいつからですか?
先代(7代目)の後期型は、2021年8月のマイナーチェンジ以降の車です。グリルとヘッドランプの意匠が変わり、タッチディスプレイになりました。
AXZH10とAXZH11の違いは何ですか?
どちらも先代のES300hです。AXZH11は2020年8月の一部改良以降の型式とされていますが、切り替え時期はメディア情報なので、年式と装備もあわせて確かめてください。
平成31年式のレクサスESは前期ですか?
はい。平成31年式は2019年1月から4月に登録された車で、先代ESの前期型に当たります。
中期という呼び方は正式なものですか?
メーカーの呼び名ではありません。中古車の世界で、2020年8月の一部改良後から後期型の前までを区別するために使われることがあります。
後期型の中古はまだ新車保証が残っていますか?
新車保証は初度登録から5年間(10万km以内とされる)なので、2021年8月以降に登録された後期型なら残っている個体もあります。初度登録年月から数えて、販売店で継承できるかを確かめてみてください。
グレイスフルエスコートはいつの車ですか?
2022年7月の一部改良に合わせて設定された特別仕様車とされています。専用装備の中身は販売店の資料で確かめるのが確実です。
まとめ
- 先代ESの後期型は2021年8月のマイナーチェンジ以降
- 2020年8月の一部改良後は「中期」と呼ばれることがある
- AXZH10は前期、AXZH11は2020年8月以降とされるが、境目は年式と装備で確かめる
- 平成31年式・令和元年式は前期型
- 特別仕様車Graceful Escortは2022年7月の設定とされる後期型
新型を新車で買う場合との総額の差が気になる方は、レクサスESの値引き相場と限界額 から見てみてください。





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