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新型ESを検討していて、ハイブリッドのES350hとEVのES350eで迷っていませんか。どちらも790万円なので、値段では決められないですよね。
結論から言うと、自宅で充電できて近場中心ならEV、自宅充電が難しいか長距離が多いならハイブリッドです。この記事を読むと、5年間でかかるお金の差と、使い方別の選び方が分かります。
ES350hとES350eはどちらも790万円
2026年6月11日に発売された8代目(新型)ESは、ハイブリッドとEVの両方を選べます。価格は2026年10月時点の公式サイト掲載のメーカー希望小売価格(消費税込)です。
| 比べる点 | ES350h FWD | ES350e |
|---|---|---|
| 種類 | ハイブリッド | 電気自動車(BEV) |
| 価格 | 7,900,000円 | 7,900,000円 |
| 駆動 | FWD | FWD |
| 燃料・電池 | ハイオク・タンク55L | リチウムイオン74.69kWh |
| 燃費・電費(WLTC) | 25.4km/L | 134Wh/km |
| 航続距離 | 計算上 約1,397km | 670km(WLTC) |
| 車両重量 | 1,820〜1,830kg | 2,100〜2,220kg |
| 自動車税(年) | 43,500円 | 25,000円 |
ES350hの航続距離は、タンク55Lに25.4km/Lを掛けた計算上の数字です。実際の距離は走り方で変わります。
車両価格は同じでも、毎年の税金、燃料か電気か、航続距離、重さが違います。比べるのは「買った後」の部分です。
AWD同士で比べると、ES350h AWDが810万円、ES500eが830万円で20万円差になります。全グレードの価格は新型レクサスESの価格一覧で並べています。
5年間でかかるお金を比べると
『EVのほうが維持費は安いって聞くけど、どのくらい?』と気になりますよね。税金と燃料・電気代だけで、5年分を計算してみました。
条件は、年1万km走って、ハイオク1L=185円、自宅の電気1kWh=31円と仮に置いた場合です。燃費と電費はWLTC値どおりに走れたとしています。
| 5年間の合計 | ES350h FWD | ES350e |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | 217,500円 | 125,000円 |
| 燃料代・電気代 | 約36.4万円 | 約20.8万円 |
| 合計 | 約58.2万円 | 約33.3万円 |
この条件だと、5年で約25万円EVのほうが軽くなる計算です。
年に2万km走る方なら、燃料代と電気代の差はさらに広がります。逆に年5,000kmほどしか乗らないなら、差の多くは自動車税の分だけになります。自分の走る距離に置き換えて考えてみてください。
ただ、ここに入れていないお金もあります。重量税は車の重さで区分が変わり、ES350hは1.5t超2.0t以下、EVは2.0t超2.5t以下です。エコカー減税や環境性能割、補助金の具体額も年度で変わるので、この表には入れていません。
自宅で充電できず、外の急速充電ばかり使うと、電気の単価は自宅より高くなりがちです。その場合、燃料代との差はこの表より小さくなります。
保険や点検まで含めた年間の維持費はESの維持費は年間いくら?で詳しく見ています。

自宅で充電できるかが分かれ道
ここが大事なところです。EVが楽か面倒かは、自宅に充電できる場所があるかでほぼ決まります。
レクサスはBEVを買う人に、自宅用の普通充電器と設置工事を無料で提供するとしています(公式・条件は販売店確認)。戸建てで駐車場が敷地内にあるなら、EVを選びやすい環境です。
一方で、マンションで共用の充電設備がない場合は、管理組合の許可がいります。時間がかかることもあるので、先に確かめておきましょう。
- 自宅の駐車場に充電器を付けられるか
- 普段の1日の走行距離が200km以内に収まるか
- 年に何回、500km以上の遠出をするか
- 出かける先に急速充電器があるか
- 充電待ちの時間を休憩に充てられるか
例えばこんな場面です。
「週末だけ乗って、片道50kmくらいのお出かけが多いんです」
「それなら自宅で週1回充電すれば足りそうですね」
この使い方なら、充電の手間はほとんど気になりません。充電や補助金の話はES350e・ES500eの航続距離と充電で詳しく書いています。
長距離が多いならハイブリッド
『年に何度も、片道500km以上走るんだけど』という方には、ES350hが合います。
ES350hはハイオク指定で、満タン55L。給油はすぐに終わり、計算上は1回の満タンで1,000km以上走れます。途中で充電の計画を立てる必要がありません。
ES350eの670kmも長いのですが、冬の暖房や高速の多い走り方では短くなります。遠出のたびに充電の場所と時間を考えるのが苦にならないかどうかです。
例えばこんな場面です。
「お盆と年末に、片道600kmの帰省をするんです」
「それなら途中で1〜2回は充電が要りますね。ハイブリッドなら給油1回で済みそうです」
年に数回の遠出のために、毎日の使い勝手を決めるかどうか。ここは家族で話し合っておきたいところです。
遠出が年に1〜2回だけなら、その日だけ充電休憩を長めに取ればEVでも十分こなせます。逆に、仕事で毎週のように長距離を走るなら、ハイブリッドのほうが気が楽ですよ。
- 給油で済み、充電の計画がいらない
- 航続距離が長く遠出に強い
- 車が軽く、最低地上高は140mm
- 自動車税が年18,500円高い
- ハイオク指定で燃料代は上がりやすい
- 静かさと加速の滑らかさはEVが上
ES350hの走りや燃費はES350hの性能とFWD・AWDの違いで詳しく見ています。
重さと乗り味はどう違う?
EVは電池を積む分、重くなります。ES350hのFWDが1,820〜1,830kgなのに対して、ES350eは2,100〜2,220kgです。差は270〜400kgほどあります。
重さは乗り心地の落ち着きにつながる一方で、タイヤの減りや重量税の区分に響きます。
| 比べる点 | ES350h FWD | ES350e |
|---|---|---|
| 車両重量 | 1,820〜1,830kg | 2,100〜2,220kg |
| 全高 | 1,555mm | 1,560mm |
| 最低地上高 | 140mm | 145mm |
| 前のモーター | 119kW(162PS) | 167kW(227PS) |
| 重量税の区分 | 1.5t超2.0t以下 | 2.0t超2.5t以下 |
全長5,140mm、全幅1,920mm、ホイールベース2,950mmは同じです。駐車場の条件はどちらを選んでも変わりません。
実は、EVはエンジンの音がない分、ロードノイズや風の音が目立ちやすいとも言われます。静かさの感じ方は人それぞれなので、試乗で両方を乗り比べてみてください。
グレードの幅はEVのほうが広い
もう1つの違いが、選べるグレードの数です。ES350hは無印のFWDとAWDだけで、version LもRr Comfort packageもありません。
EVなら、ES350eで無印・version L・Rr Comfort package、ES500eで無印・version Lが選べます。
後席リクライニングやオットマンが付くRr Comfort package(920万円)は、ES350eだけの設定です。後ろに人を乗せる時間が長い方は、この時点でEVに決まります。
『上級仕様に乗りたいけど、ハイブリッドがいい』という場合は、ES350hにオプションを足して考えることになります。グレードごとの違いはESのグレードの違いで比べています。

売る時の値段はどっちが有利?
『いつか手放す時、ハイブリッドとEVでどっちが高く売れるの?』と気になりますよね。
正直に言うと、新型ESは2026年6月に出たばかりで、売却の相場はまだ分かりません。EVは電池の状態や、その時の補助金の制度でも中古の値段が動きやすいと言われます。
だからこの記事では、どちらが有利とは断定しません。ただ、判断のヒントになることはあります。
- 5年以上乗るつもりなら、買った後のお金の差を重く見る
- 3年ほどで乗り換えるなら、売却額の見通しも販売店で聞いておく
- 残クレで買うなら、ハイブリッドとEVで残価の設定を並べて比べる
- 色やオプションも売る時の値段に響くので、選ぶ前に確かめる
残クレの残価の決め方は販売店によって違います。同じ790万円でも、月々の支払いが変わることがあるので、2枚の見積もりで比べてみてください。
ハイブリッドとEVで残価がどれだけ違うかはESのリセールバリューで、月々の支払いはESの残クレ・ローン・リースで詳しく見ています。
クラウンとも迷っているなら
ESと一緒に、トヨタのクラウン(セダン/クロスオーバー)を比べている方もいますよね。
ESはレクサスのFFベースの上級セダンで、新車保証は初度登録から5年間、購入から3年間の点検・メンテナンス無料(レクサスケアメンテナンスプログラム)が付きます。こうしたレクサス店ならではのサービスも比べる材料になります。
価格やサイズの違いはESとクラウンの比較で並べています。
迷ったら見積もりを2枚並べる
ハイブリッドとEVで迷ったら、ES350hとES350eの見積もりを同じオプション構成で並べてみてください。車両価格は同じなので、差が出るのは税金や充電器の条件の部分です。
レクサスは本体値引きが小さいとされているので、比べるのは付属品と諸費用です。値引きの考え方はレクサスESの値引き相場と限界額で書いています。
レクサスES買いたいドットコム
レクサスESの値段、先に相場を見ておく
ES350hとES350eの見積もりを並べて取って、総額の差を確かめてみてください。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
よくある質問
レクサスESのハイブリッドとEVは同じ値段ですか?
いちばん安いグレード同士は同じです。ES350h FWDとES350eはどちらも790万円です(2026年10月時点の公式価格)。
維持費はどちらが安いですか?
税金と燃料・電気代で比べるとEVが安くなりやすいです。年1万km・自宅充電の条件なら、5年で約25万円の差になる計算です。外の急速充電が多いと差は縮みます。
長距離をよく走るならどちらがいいですか?
充電の計画がいらないハイブリッドのES350hが向いています。満タン55Lで、計算上は1回で1,000km以上走れます。
マンション住まいでもEVを選べますか?
選べますが、充電設備の有無や管理組合の許可を先に確かめましょう。自宅で充電できないと、EVの使い勝手と電気代の有利さは小さくなります。
AWD同士だと価格はどう違いますか?
ES350h AWDが810万円、ES500eが830万円で、差は20万円です。
まとめ
- ES350hとES350eはどちらも790万円。違いは買った後のお金と使い方
- 年1万km・自宅充電なら、5年の税金と燃料・電気代でEVが約25万円軽い
- 長距離が多い、自宅で充電できないならハイブリッドのES350h
- EVは270〜400kgほど重く、自動車税は年25,000円とES350hより18,500円安い
- 後席重視のRr Comfort packageを選べるのはEV(ES350e)だけ





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