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新型レクサスESを見に行ったら、トヨタのクラウンも気になってきた。そんな方は多いはずです。どちらも大きくて静かな上級車なので、迷うのは自然ですよね。
結論から言うと、後席の広さとレクサス店のサービスに価値を感じるならES、後輪駆動の走りや燃料電池まで選びたいならクラウンセダン、背の高さと乗り降りのしやすさを取るならクラウンクロスオーバーです。この記事を読むと、自分の使い方ならどれが合うかが決められます。
ESとクラウンは何が違う?まずは全体を並べてみる
最初に、3台の性格をひと目で比べられるようにしておきますね。ESの数値はレクサス公式の主要諸元表(2026年6月現在)と、2026年10月時点の公式サイト掲載のメーカー希望小売価格(消費税込)です。
| 比べる点 | レクサスES(8代目) | クラウンセダン | クラウンクロスオーバー |
|---|---|---|---|
| ブランド・販売店 | レクサス店 | トヨタ販売店 | トヨタ販売店 |
| 形 | 4ドアセダン | 4ドアセダン | セダンとSUVの中間 |
| 駆動方式 | FFベース(FWD/AWD) | FR(後輪駆動) | FFベースのAWD |
| 動力 | ハイブリッドとEV | ハイブリッドと燃料電池 | ハイブリッド |
| 新車価格 | 790万〜920万円 | 公式で確認 | 公式で確認 |
| 全長×全幅 | 5,140×1,920mm | 全長5m級 | ESより短め |
| 全高 | 1,555mm(ES350h)/1,560mm(EV) | 低めのセダン | ESより高め |
クラウンの価格と寸法は、グレードや改良の時期で変わります。この記事では、確かめたESの数値だけを載せています。クラウン側は最新の値をトヨタ公式サイトで見てみてください。
後ろに人を乗せる時間が長いならES、自分で運転する楽しさならクラウンセダン、乗り降りの楽さならクロスオーバーです。もう1つ、レクサス店とトヨタ販売店の違いも意外と効いてきます。
『クラウンもレクサスも、結局は同じトヨタでしょ?』と思うかもしれません。たしかに作っているのは同じトヨタ自動車です。でも、車の作り方と売り方はかなり違うんです。

サイズを比べると、ESがいちばん長くて幅が広い
サイズの比較は気になるところですよね。新型ESは全長5,140mm、全幅1,920mm、ホイールベース2,950mmです(主要諸元表)。
| ESのサイズ(主要諸元表) | ES350h | ES350e・ES500e |
|---|---|---|
| 全長 | 5,140mm | 5,140mm |
| 全幅 | 1,920mm | 1,920mm |
| 全高 | 1,555mm | 1,560mm |
| ホイールベース | 2,950mm | 2,950mm |
| 最低地上高 | 140mm | 145mm |
| 最小回転半径 | 5.6〜6.0m | 5.6〜6.0m |
| 室内長×幅×高 | 2,165×1,530×1,170mm | 2,165×1,530×1,170mm |
クラウンセダンも全長5m級の大きなセダンなので、長さの感覚は近いです。一方で、クロスオーバーはESより短く、背が高い作りです。
ここが大事なところです。ESの全幅1,920mmは、機械式駐車場の多くが設けている1,850mmの幅制限を超えます。マンションの機械式駐車場を使っている方は、ESはまず入らない前提で考えておきましょう。
幅の制限だけでなく、出入口の幅や、隣の車とのすき間も見ておきたいところです。クラウン側も同じように、寸法を公式で確かめてから比べてみてください。
例えばこんな場面です。
「自宅は平置きなんですが、会社の駐車場が機械式なんです」
「それなら、幅の制限を管理会社に聞いてからにしましょう。ESは1,920mmあります」
サイズの細かい話や先代との差はレクサスESのサイズで詳しく見ています。
走りの違いはFFとFR、それと背の高さ
ESとクラウンセダンの一番の違いは、駆動方式です。ESは前輪駆動ベースで、新型からはAWDも選べるようになりました。クラウンセダンは後輪駆動です。
| 比べるところ | ES(FFベース) | クラウンセダン(FR) | クラウンクロスオーバー |
|---|---|---|---|
| 室内の床 | 中央の盛り上がりが小さく広く使いやすい | 床の中央が盛り上がりやすい | 床が高めで座面も高い |
| 運転の感覚 | 素直で安定しやすい | 前後の重さのバランスで曲がる楽しさ | 目線が高く見晴らしがいい |
| 雪道の発進 | 前輪に重さがかかる。AWDも選べる | 4WDの設定は公式で確認 | AWDが基本 |
| 乗り降り | 低めのセダン | 低めのセダン | 腰の位置が高く楽 |
FRは後ろのタイヤで押して走るので、ハンドルを切った時の手ごたえを楽しみやすいと言われます。FFは前で引っ張る分、まっすぐ安定して走りやすいのが持ち味です。
『正直、FFとFRの違いなんて分かるのかな』という方もいますよね。普段の街乗りでは、はっきり分かる人は多くないはずです。だからこそ、試乗で同じ道を走って比べてみてください。
ESの走りの性格は、レクサスの中で比べると見えやすくなります。ISやLSとの違いはレクサスESとIS・LSの違いで書いています。
パワートレインは「EVがあるか」「燃料電池があるか」
次に、動力の選び方を比べてみます。ESはハイブリッドとEVの両方を同じ790万円から選べるのが特徴です。
| ESのパワートレイン(主要諸元表) | ES350h | ES350e | ES500e |
|---|---|---|---|
| 種類 | ハイブリッド | EV(FWD) | EV(AWD) |
| 主な数値 | 2.5Lエンジン189PS | 前モーター227PS | 前227PS+後120PS |
| 燃費・電費(WLTC) | 25.4km/L(AWD 24.8km/L) | 134Wh/km | 136Wh/km |
| 燃料・電池 | ハイオク・タンク55L | 74.69kWh | 74.69kWh |
| 一充電走行距離(WLTC) | なし | 670km | 636km |
| 自動車税(年) | 43,500円 | 25,000円 | 25,000円 |
ESの電費や航続距離は、21インチタイヤを付けると下がります。ES350eは618km、ES500eは583kmになります(主要諸元表)。
クラウンセダンは、ハイブリッドに加えて燃料電池車(FCEV)を選べるのが大きな違いです。水素を入れて走る車なので、近くに水素ステーションがあるかどうかで向き不向きが分かれます。
実は、ESのEVは「自宅で充電できる人」にとってかなり魅力的なんです。レクサスはBEVを買う人に、自宅用の普通充電器と設置工事を無料で提供するとしています(公式・条件は販売店確認)。
- 自宅に充電器を付けられるか(ESのEVを考えるなら)
- 水素ステーションが生活圏にあるか(クラウンの燃料電池を考えるなら)
- 年に何回、片道500km以上の遠出をするか
- ハイオク指定でも気にならないか(ES350hはハイオク)
ESのハイブリッドとEVで迷っている方は、ESはハイブリッドとEVどっち?もあわせて読んでみてください。
保証とサービスの違いは見落としやすい
『車の比較なのに、販売店の話?』と思いますよね。でも、ここは長く乗るほど差が出るところです。
レクサスの新車には、初度登録日から5年間(走行距離10万km以内とされる)の新車保証が付きます。さらに、購入から3年間は点検とメンテナンスが無料になるレクサスケアメンテナンスプログラムがあります(レクサス公式)。
| 比べる点 | レクサスES | クラウン |
|---|---|---|
| 新車保証 | 初度登録から5年間 | トヨタの保証内容を販売店で確認 |
| 点検・メンテナンス | 購入から3年間無料(レクサスケア) | 販売店のメンテナンスパックなど |
| EV向けサポート | BEVコンシェルジュサポート | 車種と販売店で確認 |
| 自宅充電器 | BEV購入で設置工事まで無料提供(条件あり) | 車種と販売店で確認 |
クラウンにもトヨタの保証や販売店のメンテナンスパックがあります。内容は販売店ごとに違うので、見積もりの時に同じ年数で並べてもらうと比べやすいですよ。
レクサスは本体値引きが小さく、付属品が中心とされます。金額は時期と地域で変わるので、ここでは断定しません。交渉の順番はレクサスESの値引き相場と限界額で書いています。
使い方別に、どっちを選ぶか決める
ここまでの話を、使い方ごとにまとめてみますね。自分に近い場面を探してみてください。
| こんな使い方なら | 候補 | 理由 |
|---|---|---|
| 家族や取引先を後席に乗せることが多い | ES | FFベースで床が平らに近く、ホイールベースも2,950mm |
| 後席でリクライニングしたい | ES350e “Rr Comfort package” | 後席リクライニングとオットマン付き(920万円) |
| 自分で運転する時間が長い | クラウンセダン | FRの手ごたえを楽しみやすい |
| 乗り降りの楽さや見晴らしを重視 | クラウンクロスオーバー | 座面が高く、目線も高い |
| 自宅で充電できてEVに乗りたい | ES350e/ES500e | EVを790万円から選べる |
| 水素の車に乗ってみたい | クラウンセダンの燃料電池車 | ESには燃料電池の設定がない |
| 雪の多い地域 | ESのAWDかクロスオーバー | どちらもAWDを選べる |
例えばこんな相談です。
「親を乗せて病院に通うことが多いんです。背の低いセダンだと乗り降りが心配で」
「それならクロスオーバーの座面の高さも、試乗で確かめておくと安心ですね」
逆に、後席の足元の広さと静かさを一番に置くなら、ESを先に見る価値があります。ESの後席はレクサスESの後部座席で詳しく書いています。

見積もりは同じ条件で2枚並べる
最後は、実際の金額で比べるのがいちばん確実です。ESとクラウンの見積もりを、同じくらいの装備でそろえて並べてみてください。
- ESのグレードを1つに絞る(例: ES350h FWDの790万円)
- クラウンも動力と駆動方式が近いグレードを選ぶ
- ナビ・オーディオ・ホイールなど主なオプションをそろえる
- 保証とメンテナンスの年数をそろえて総額を出してもらう
- 乗り出し価格と、5年後に売る時の見通しを聞いておく
ESの全グレードの価格は新型レクサスESの価格一覧で並べています。790万円から920万円まで、7グレードの違いが分かります。
ESを輸入セダンとも比べたい方は、Eクラスや5シリーズとの違いをレクサスESとライバル輸入セダンの比較にまとめました。
レクサスES買いたいドットコム
レクサスESの値段、先に相場を見ておく
ESとクラウンの見積もりを同じ装備で並べて取って、総額の差を確かめてみてください。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
よくある質問
レクサスESとクラウンはどちらが大きいですか?
新型ESは全長5,140mm、全幅1,920mmです(主要諸元表)。クラウンセダンも全長5m級の大きなセダンで、クロスオーバーはESより短く背が高い作りです。クラウンの正確な寸法はトヨタ公式で確かめてみてください。
ESとクラウンセダンの一番の違いは何ですか?
駆動方式です。ESは前輪駆動ベース(FWD/AWD)、クラウンセダンは後輪駆動です。後席の床の平らさや運転の感覚に違いが出ます。
ESでEVを選べるのにクラウンを選ぶ理由はありますか?
後輪駆動の走り、燃料電池車の設定、クロスオーバーの乗り降りのしやすさは、クラウンならではの良さです。何を重視するかで選び方は変わります。
ESは機械式駐車場に入りますか?
全幅1,920mmなので、幅1,850mm制限の機械式駐車場にはまず入りません。駐車場の条件を先に確かめておきましょう。
ESの新車価格はいくらですか?
2026年10月時点の公式サイト掲載価格で、790万円から920万円です(消費税込)。ハイブリッドもEVも790万円からです。
まとめ
- 後席の広さとレクサス店のサービスならES、FRの走りや燃料電池ならクラウンセダン、乗り降りの楽さならクロスオーバー
- 新型ESは全長5,140mm・全幅1,920mmで、幅1,850mm制限の機械式駐車場にはまず入らない
- ESはハイブリッドもEVも790万円から。EVは自宅充電器と工事の無料提供がある(条件あり)
- レクサスは新車保証5年、購入から3年間のメンテナンス無料
- 最後は同じ装備で見積もりを2枚並べて総額で比べる





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